眉毛は顔の印象を左右する重要なパーツだからこそ、自分の顔立ちに合った魅力的な眉毛に整えたいと考えている人も多いのではないでしょうか。理想の眉毛を手に入れたいと考え、眉毛サロンやアートメイクについて調べている人もいると思います。

どちらも眉毛に行う施術になるため、「違いが分かりにくい…」と感じている人も少なくありません。眉毛サロンとアートメイクの違いや、それぞれのメリット・デメリットについて紹介します。

眉毛サロンとアートメイクの違いとは

眉毛サロンとアートメイクは、どちらも眉毛を美しく整える方法です。

ただし、施術内容はまったく違うので、選択できるデザインの種類や持続性にも違いが出てきます。施術を受ける人の希望によっても選び方が変わってきます。まずは、眉毛サロンとアートメイクの違いを把握しつつ、自分に合った方法を選びましょう。

・眉毛サロンとは(概要・施術内容)

眉毛サロンは、眉毛の形をきれいに整えるためのスタイリングを行う場所です。眉毛をカットしたり、毛抜きやワックス脱毛を使ったりして眉毛の形を整えていきます。医療行為には該当せず、眉毛のカットやシェービングを行う場合は美容師免許が必要になります。

眉毛をカットするなど長さを調整するだけであれば、5~10分程度で完了することがほとんどです。患者さんの希望に合わせて、全体的なバランスを意識しながら仕上げていきます。眉毛サロンの効果の持続期間は、個人差こそありますが3週間程度になるため、施術後もお手入れが必要になります。

・アートメイクとは(概要・施術内容)

アートメイクは、専用の機器を使って、皮膚の表面に色素を注入し色付けしていきます。眉毛やアイライン、リップ、ヘアラインなどのさまざまな部位に施術を行います。アートメイクは医療行為にあたるため、医師免許を持った医師もしくは医師の管理・指示のもと看護師・准看護師のみ施術ができます。

事前にカウンセリングを行い、眉毛のデザインを決めていきます。麻酔を使用するため、施術時間は2時間程度かかります。アートメイクは、2年程度は状態を維持できるものもあり、毎日のメイクを簡単にできるのもポイントです。

・アートメイクは医療行為と認められている

眉毛サロンとアートメイクの根本的な違いは、医療行為かどうかです。アートメイクは医師法にて定められている医療行為になり、免許を有していない者が施術を行うと違反と見なされてしまう可能性があります。

医師法第17条および第31条にて、3年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金、または2つ以上の刑罰の対象となってしまうことがあります。施術はもちろんですが、医療資格を持っていないとアートメイクに必要な機材やインクが購入できません。

なお、アートメイクの中でもリップアートメイクは、医師・看護師・准看護師の資格に加えて歯科医師・歯科衛生士の資格でも施術が可能になります。

国によってもアートメイクが医療行為となるかどうかが変わってきますが、日本では無許可でアートメイクに関する機材やインクを購入したり、施術を行ったりするのは違法行為です。

眉毛サロンとアートメイクのメリット・デメリット

眉毛サロンとアートメイクの違いについて分かったところで、それぞれのメリット・デメリットについて詳しく見ていきましょう。どちらも美しい眉毛を手に入れられるメリットがありますが、デメリットについても把握しておくことが大切です。

・眉毛サロンのメリット・デメリット

眉毛サロンのメリット・デメリットについて見ていきましょう。

【メリット】

・眉毛の形がきれいに整いメイクの完成度が高まる

眉毛サロンでプロに施術してもらうと、自分で整えるよりも理想の眉毛に仕上がります。事前に眉毛についてのお悩みや理想のデザインについてカウンセリングを行い、施術を進めていきます。

眉毛を整えるだけでも顔全体の印象が変わってきますし、メイクの完成度にも影響してくるでしょう。眉毛サロンによっては、眉毛の書き方やお手入れ方法など、自分に合う眉毛についても説明してもらえます。

・施術中に痛みが出る心配がない

眉毛サロンは、長さを整える程度であれば施術中に痛みを感じることはありません。そのため、定期的に通うのが負担になりにくく、痛みが苦手な人にも安心です。ただし、毛抜きやワックス脱毛まで行うと、除毛時に多少の痛みを感じることがあります。

【デメリット】

・1カ月程度しか持続しない

眉毛サロンは、永久脱毛ではないため、維持するためには一定の頻度で通わなくてはいけません。もともとの毛質や眉毛の生え方によっても変わってきますが、1カ月から2カ月に1回程度の頻度で通う必要があるでしょう。

忙しい人にとっては、頻繁に眉毛サロンに通うことが大きな負担に感じられてしまう可能性もあります。

・デザインの幅が限られてしまう

眉毛サロンは、アートメイクと比較したときに眉毛のデザインが限られてしまう点もデメリットといえます。そのため、施術を受けたものの、仕上がりのイメージが違うと感じることもあります。

また、もともと眉毛が薄い人は、せっかく施術を受けてもあまり変化を感じられないということもあるようです。

・アートメイクのメリット・デメリット

アートメイクのメリット・デメリットについて見ていきましょう。

【メリット】

・長時間持続するのでメイクが楽になる

アートメイクは、長期間理想の眉毛を維持できることもあり、毎日のメイクが楽になる点が大きなメリットといえるでしょう。施術後、時間をかけて徐々に薄くなっていくため、そのときのトレンドに合わせてデザインを調整することも可能です。アートメイクは、涙や汗でにじむこともありませんし、崩れないメイクを実現してくれます。

・自然な仕上がりになる

アートメイクは、仕上がりが自然です。周囲の人にアートメイクをしていることを知られたくないと考えている人もいるのではないでしょうか。アートメイクは、ナチュラルな仕上がりを実現してくれます。自分で眉毛を書くのが苦手な人でも、理想の眉毛を実現できます。

・医療従事者だからこその安全な施術

アートメイクは医療行為となるため、医師・看護師・准看護師といった医療従事者のみが施術できます。医療に関する資格を持っている人に施術してもらえるため、安心感があります。施術中は麻酔を使うため、痛みも負担にはなりにくいです。

【デメリット】

・ダウンタイムがある

アートメイクは、施術後に1週間程度のダウンタイムがあります。色味が濃くなる時期でもあり、その後、表面にできたかさぶたがはがれていきます。この期間はメイクもできなくなってしまいますので、アートメイクのダウンタイムも含め、スケジュール管理を行いましょう。

眉毛サロンとアートメイクのどっちにするべき?

眉毛サロンとアートメイクのどっちにするべきか迷っている人もいるでしょう。

選ぶときに覚えておきたい3つのポイントを紹介します。

・医師免許の有無によって決める

アートメイクは医療機関にて医療従事者が施術を行います。施術を行えるのは、医師免許を持つ医師か、医師の管理下・指示下にある看護師・准看護師のみです。知識や技術面での信頼性の高さはもちろん、衛生面でも信頼できます。

眉毛サロンは、美容目的で眉毛を整える店舗にて行う施術です。医療機関のほうが安心できる人は、アートメイクをおすすめします。

・デザインセンスの有無

眉毛サロンは施術できるデザインが限定されてしまいますが、アートメイクは自分の好きなデザインにしやすいです。眉毛はそのときの最新のトレンドもありますし、希望しているイメージや骨格によっても選び方が変わってきます。自分の理想の眉毛にしたい人は、アートメイクがおすすめです。

・ホスピタリティの有無

眉毛サロンもアートメイクも、患者さんとのコミュニケーションは欠かせません。カウンセリングで希望を聞きつつ、理想の眉毛を手に入れるためにも、患者さんに寄り添った接客が求められます。

また、アートメイクは高額なサービスだからこそ、高級感を売りにしているところも少なくありません。施術はもちろんですが、アートメイクであれば接客にも期待できます。

全体のまとめ+おすすめ

眉毛サロンは、眉毛を美しく整えるのが目的です。一方でアートメイクは、自然な仕上がりで毎日のメイクの負担を減らし、長期的に美しい眉毛を維持できます。施術そのものが異なる上に、施術を行うのが医療従事者かどうかの違いもあります。

それぞれのメリット・デメリットを比較しつつ、目的に合った施術を選ぶようにしてください。理想の眉毛を手に入れることで、顔の好感度を維持しつつ、すっぴんにも自信が持てるようになり、清潔感のある印象を手に入れることにもつながります。

記事の監修者

author
                           

日本メイクアートアカデミー 代表 柿崎 暁

                           

2001年に日本アートメイクアカデミーを開校し、アートメイクを含める美容コンテストの主催や審査員を歴任しながら、これまで数千名の卒業生を排出している

                           

日本アートメイクアカデミー代表の柿崎 暁です!資格取得や眉メイクに関する情報を発信しております!